2022年4月9日土曜日

アイスボックスが美味しい条件は。

 今日は、あったかいというより、もはや暑い、という天気でした。

午前中に、走ったのですが、この気温だと筋肉がいつもより動きやすいのか

いつもと同じような感覚で走ったのに、速いタイムがでました。

特別に根をつめて集中トレーニングしたわけではない、いつもの心身が

生み出すパフォーマンスが、少しの気温の差によって変わります。

当たり前といえば、当たり前のことなのですが

物事というのは、たいていにおいて、関係性の中で成り立つのだなと

あらためて思います。


昼を過ぎて、ますます暑くなってきたので

コンビニで「アイスボックス」を買ってきて、部屋で食べました。

サイコロ大の氷にグレープフルーツの風味がついた氷菓子で

ガリガリ噛み砕くように食べます。

これが売り出された時は、こういうアイディアがあったかと感心したものです。

以来ロングセラーになっています。


今日くらい暑かったら、さぞかし美味しいだろうと思って

ガリガリ食べていたら、途中で、うん?ちょっと多いかな、と感じました。

もし、汗ダラダラになるくらい走った後だったら

あっという間に食べきっていたはずですが

午前中のランニングから一段落していたので、汗はもうひいていたので

アイスボックスに対する渇望は、やや弱まっていたようです。


これも関係性の中で生み出された結果です。

同じアイスボックスなのに、春先はまったく意識に浮かばず

暑くなった途端に食べたくなったものの、激しい発汗の後ではないので

一気に食べ切るほどではなかった。

もし、ランニング直後だったら、一気に、もっと美味しく食べきったことでしょう。


アイスボックスそのものの構成要素は、科学的に説明できますが

アイスボックスを食べるという現象の構成要素は

厳密には科学だけでは説明できないということではないでしょうか。

こんな例は、身近にいくらもありますし

もしかしたら、世界はこんな例で埋め尽くされているのではないかとも思います。



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