幸せなことに食欲が落ちるということがなく
毎日、毎食、美味しくいただけています。
日本に暮らす僕の日常の中で、食べるという行為は
ありがたいことに、ごく普通のこととしてあり
なおかつ、至福の時としてもあるという
あらためて考えてみると、なんと幸せな境遇にいるのだろうと
緊張する世界の中での自分の置かれた状況の希少さを思います。
今日は海沿いにあるサービスエリアでの昼食でした。
海を見ながら焼き魚を食べ、ご飯を口に放り込み、味噌汁を啜ります。
ときおり、添え物、漬物を間に挟みながら
淡々と、豊かな時間が過ぎていきます。
食べる物や場所は、時と場合によって変わりますが
(夕食は自宅で酢豚でした)
毎日、必ず、どこかで、何かを食べています。
そしてそれが、僕の血となり肉となります。
未来の僕は、つまるところ、この食べるという行為の
積み重ね、延長線上にあるのだなと思いました。
当たり前のことではあるのですが
実はすごいことのような気もします。
何をどう食べたか(誰と、どんな気持ちで、どこで、何を見ながら。。。)の
積み重ねが未来の自分を作るのであれば
日々、何をどう食べるかを、少しばかり意識すれば
未来は少しばかり望ましい方向に変わっていくということのようですから。
そして、もしかしたらそれは、食べることに限らず
何をどう読むか、何をどう見るか、誰とどう関わるか、などが
すべて未来の自分を作ることにつながるとしたら
やっぱり、これは、とてもすごいことのように思えます。
毎日、自分で自分を作り続けられるなんて、未来を作り続けられるなんて。
こんなに、美味しい話は、ないのではないかと、海を見ながら思いました。
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