じっとしているのが苦手なもので
部屋にいるときでも落ち着きなくウロウロしていることが多いです。
脳というのは、放っておくと、余計なことでいっぱいになって
肝心なことを考える余力や集中力がなくなるので
瞑想のようなことも試みるのですが、なかなか続きません。
そのかわりに、僕はウロウロすることを無意識的に選んでいるようです。
ウロウロ歩き回ることで、脳内の余計なあれこれが鎮まって
整ってくるような感覚になるのです。
ウォーキングメディテーションとでもいいましょうか。
パソコンのディスプレイや、白紙に向かって、うんうん考えても出てこないアイディアが
ひたすらに歩き回っているうちに、ふわりと浮かんでくることがよくあります。
もしかしたら、人間の脳というのは、動きながら思考するように
進化しているんじゃないかとさえ思います。個人的な感覚ですが。
歩くことは、走ったり、筋トレしたりすることほどには負荷がなく
それに没頭する必要がないので、ほどよく脳が脱力して
思考の焦点がふんわりとぼやけて、創造的になるのではないでしょうか。
じーっと考えるのも大事なのでしょうけれど
それだと、考えが同じところをぐるぐる回ったり、硬直したりします。
思考の焦点というのは、あまりギリギリに絞り込まず、ぼんやりと全体を俯瞰するように
考えるのが良いように思うのですが、歩き回ることで意識が体の動きにほどよく分散し
思考の過度の集中を防いでくれているではないかと、歩きながらぼんやり考えました。
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