2022年3月12日土曜日

太い根を深く広く。

 伝えようとした内容は、そう大きく間違っていないと思うけれど

ちょっと感情がたかぶって雑な言い方になったかなぁ

と思うことがあります。

自分では、たまに、だと思っていますが

もしかしたら、客観的には、ちょくちょく、なのかもしれません。

真実は、自己解釈と他者解釈の間にあるのでしょう。


それはともかく、そういうことがあった後は

だいたい自己嫌悪に陥ります。

だめだなぁ、雑だなぁ、乱暴だなぁ、浅いなぁ、などなど

自分の未熟さを責めることがしばらく続きます。


他者とのやりとりの中で、このような、自分的には、残念な言動が

引き出されるのですが、やり取りのさなかは、半ば自動的なので

そこでどのような言動になるかは、ひとりの時間にどれだけ

深くものごとを考えることができているか

にかかっているように思えます。


じっくりと、ゆったりと、自分が何を、なぜ大事にしたくて

どう進みたくて、誰と、どう関わりたいのか、など

自分の生き方の根幹についての、深い思索があればこそ

他者とのやりとりのなかでも、落ち着いていられるのではないでしょうか。


自分が生きるということについての、太い根を、深く広く伸ばし

常に、さまざまなことを吸収しながら、未来を太くし、枝を伸ばし

葉を茂らせ、花を咲かせるようでありたいと思います。


身近で起きることに振り回されたり、状況に慣れてしまったりすると

根を太くすること、深く広く伸ばすことが、疎かになるようです。

切り株の写真を見ながら自戒します。




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