河川敷の遊歩道は、お気に入りのジョギングコースで
ジョギングをしなくても、ゆったり散歩するためにやってきます。
走ったり歩いたりするのに適した場所は
もっと家の近くにもあるのですが、少し離れた河川敷までわざわざやってくるのは
川の流れとその音に視覚と聴覚を刺激されることが
なぜだかとても落ち着くからです。
僕は音楽を聴きながら走る(歩く)習慣はありませんが
いつも耳を澄ましながら走ります。
大抵は、自分の足音を聴いています。
足音は自分の心身と地面が対話するリズムのように感じるからです。
河川敷を走る(歩く)時は、足音よりも川の流れの音に耳が誘われます。
川の流れの音の中に自分の心身が溶け出すような感覚になった後
それを伴奏に、足音がリズムを刻むのが聞こえ始めます。
車が行き交う場所を走っている時には決して得られない
自分が大きな何かの一部になる感覚です。
ゆったり落ち着いて、時の感覚が薄れていきます。
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