2022年2月22日火曜日

もぞもぞと。

今年の雪はしつこくて、2月も下旬になるというのに

毎朝のように雪かきから1日が始まります。

雪が降ると外で運動するのが難しくなるので

気持ちが塞ぎがちになります。

太陽の下で、思い切り体を動かすことは、僕にとって

とても大事なことなんだなぁと、この季節、あらためて思います。


その上、何度目かのコロナ感染拡大で、しかも今までと一桁違う規模で

去年暮れには、ぼちぼち収まり始めたかかと微かな希望を持ったところに

いろんなことに急ブレーキがかかってしまっています。


顔と顔を合わせて、互いの息遣い、表情、声色など

人のエネルギーを感じながらのコミュニケーションが、また遠のきました。


コロナ禍を通じて、学び方も、働き方も

かなりの加速力でリモート化、バーチャル化が進んだようにも感じます。

それはそれで便利なことで、わざわざ出かけて行かなくても出来ることって

結構あったんだな、と日常の効率が上がることに喜んでもいます。


それでも、僕の心身が、やっぱり、もぞもぞと抵抗するのは

自分の心身の感覚を大事にしながら、世界との社会との人との

直接的な結びつきを大切にしたい、ということです。


私たちは脳のみにて生きるにあらず。

と、僕の心身の奥深くから叫びが聞こえてきます。

叫びというと大袈裟けですが、なんだか、世の中が手触りのない方向へ

加速しているような気がして、焦るのです。


雪が降るのを眺めながら

閉ざされた室内で、ダンベルを持って、自分の体と対話しながら

そんなことを感じています。




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