2017年12月2日土曜日

静かな変革



現状の問題点がわかって
その解決策を思いついたとしても
それを即実行に移せば
現状との間に摩擦が生じます。

その摩擦は
現状維持派と変革派では
目的が異なっているため
衝突へと進んでしまうかもしれません。

いや、本当は
維持派であろうと変革派であろうと
大きな目的は、深いところで
通じているはずなのですが
表面的には対立するでしょう。

対立に勝利して
変革を成し遂げるのも
ひとつの道ですが

それは、遠くない将来
新たな変革派によって覆される
絶えざる闘争の幕開けになるかもしれません。

維持と変革の対立を
先鋭化するのではなく

現状に起きていることの意味を
深く考え対話する場を創ることで
変革への道を開くことができると思っています。

維持なのか変革なのかではなく
これまで何が起きてきたのか
今、何が起きているのか
これから、何が起きようとしているのかを
立場を超えて深く対話する場です。

そこから
生まれる変革の萌芽を待ち
大切に育てていく。

対立の先の変革ではなく
深い対話の先の変革。

そのような道を
模索しています。



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