2017年11月26日日曜日

今、これからの暮らし方


たいそうなタイトルをつけておいて
答えがわかってるわけじゃないです。

自分の身の回りの状況が
じわじわ変わり始めてるのを
実感するようになって。

「未来の年表(河合雅司著 岩波書店)など
未来予測系の本を読むにつけ

見えること、感じること
考えさせられることが増えてきたので
自分にまっすぐに問いを向けることが
必要だと、真剣に思うようになりました。

日々のあれこれにかまけて
問いに向きあうことを
やりすごしてきたところがありましたから。


僕が住んでいるところは
市内では唯一、いまだに人口増加を
続けている地区です。

が、だからといって
安泰というわけではもちろんなく。

地域を支える
町内会、子供会、壮年会、女性会、PTAなど
各種団体の担い手は
高齢化したり、特定の人に偏ったり。

人口が増加しているといっても
子供の数が減って、子供会活動が
成り立ちがたい町内もあります。
いずれ、そういう町内は増えていくでしょう。

見守りが必要なのは
子供だけでなく、高齢者もです。

地域のために
みんなの力を少しずつ
集めないといけないのですが

青年、壮年世代の働き方は多様化していて
家庭、地域、町内で過ごす時間は、必ずしも多くなく

地域を支える活動に時間を割くことは
誰にとっても難しく
負担を感じるものになっています。


多様な人たちが
少しずつ貢献し、役割を果たし
もちろん、その過程で充足感も得られるような
地域のあり方を探していかなければ
ならないと思っています。

いくつか、地域の役割を果たしてきて
今、見えている方向性は3つあります。

ひとつ。
より多くの人が賑やかに参加できる
大イベントに類するものを始めること。

これは、大変ですが
ひとつの起爆剤にはなります。
僕の経験でも、実際、そうなりました。

ふたつ。
分散的に、いろんな楽しみ方が
いろんな場所で開催され
その活動が表に開かれ
互いにうっすら見える状態を作ること。

一挙に何かをやるのは大変ですが
それぞれが、それぞれに楽しんで
互いに刺激をもらうイメージです。

これは、企画者、実現者の
プレイヤーの数がある程度いないと
なかなか起きない状況かもしれません。

いろんな人が活躍できる
多様な場を準備して
後はお任せする、ということは
やってみたことがあります。
うまくいきました。

みっつ。
そもそも、我が地域で
何がどう変化していっているのか
多様なメンバーで
真正面から、ゆったり深く
語り合う場を作ること。
語り合いながら関係の網の目を増やすこと。

これが、今やりたいことです。
地域社会には、たくさんの会議があります。
ですが、どれも、ちょっと窮屈で形式的です。
本質的な対話というより
手続きを積み上げている部分が多いです。

他に話し合う場というと飲み会がありますが
発散的に話しますし
話す相手が固定化するので
地域の関係性が広がりにくく見えます。


地域の課題や希望を、多様なメンバーで
ゆったり、深く対話しながら
関係を網の目を増やし、広げ
そこから、新たな何かが生まれる
孵卵する場がつくれればと思っています。


どれも、あたりまえで
代わり映えのしない方向性なんですが
真正面から考え、取り組むことが
大切だと思っています。

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