2016年10月29日土曜日

論理が活力を開く時、閉ざす時

ファシリテーションは
直感にたよったイメージ優先のものでは
場が安定しない。

直感もイメージも大事だけれど
その背後に、大きな論理の展開がないと
話が飛躍したり断絶したりで
参加者はついていけない。
だから、場の求心力は失われる。

ファシリテーションは
大きくて太い論理に支えられていること。
しかし、細かい論理に行き過ぎないこと。

細かい論理によって
緻密に場を組み立てようとすると
参加者は緊張したり
不自由感を持つようになって
しなやかな発想も発言も失われる。

論理的であることによって
場の活力を開くことができるけれど
論理的であることが過ぎてしまうと
場の活力は閉ざされる。

大きくて太い論理に支えられた場の中で
直感とイメージを自在に遊ばせる。

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