2022年3月1日火曜日

咲く花を見て思うのは。

 雪国の冬の空はどんより曇ることが多いので

気持ちもどんよりしがちです。

あくまでも僕個人の気持ちで

冬でも活力に満ちた方は多くいらっしゃいますが。


どんよりする景色の中に、早々と花が咲くと

一際目立ち、それに目をとめると、じっと見入ってしまいます。

見ている間、心の中にほんのり明かりを灯してくれるように感じながら。


こんな季節だからこそ、こんな景色の中だからこそ

色鮮やかな花は、とても希少で、価値の高いものに思えます。

でも、ふと立ちどまって考えてみると

花にとって、それを咲かせている木にとっては

花が咲くという現象は、自分が生きている間に生じる

ひとつの場面にすぎなくても、花が咲いていなくても

それはその木にとって、かけがえのない毎日のはずです。


花を咲かせることに向かって日々を生きている、というのは

人間が植物に与えがちな物語で、植物が側からすると

花が咲いていようが、じっと冬に耐えていようが

自分が一生懸命(これも人間による意味付けですが)生きている

時間であることには変わらないでしょう。


鮮やかな花に見惚れているうちに

見失いがちな、花が咲いていない日々のかけがえのなさを思いました。



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